離婚弁護士(2004-2005, フジテレビ制作)

10年以上前にフジテレビで放送されていたドラマだ。主人公は、大手の弁護士事務所で活躍するエリート弁護士の貴子という女性だ。貴子が事務所から独立するところから話が始まる。貴子はもともと、大企業や海外の企業との交渉案件を専門とする弁護士として活躍していたが、独立した途端トラブルに巻き込まれ、大きな案件を受けられなくなる。そこで不本意ながら、離婚や遺産相続のような個人の案件に取り組み始める。

大企業の案件と違って報酬も少なく、手間がかかる個人の案件に、最初は嫌々取り組んでいた貴子だったが、さまざまな問題を抱えた依頼人と向き合ううちに、弁護士という職業や、プロとは何かということを考え直すようになる。依頼人と短時間話すだけでは、その人が何に困っていて、どんなソリューションを望んでいるかはなかなか理解できない。そこで、依頼人やその案件に関わる人間関係を調べたり、さまざまな記録を収集したりして、理解を深めていく。

自分が使命感を持って取り組める仕事は何かについて考えさせられるドラマだった。