まちづくりの科学・方法・伝え方(2017, 早稲田都市計画フォーラム)

『まちづくり教書』『まちづくり図解』の刊行を記念して開催されたフォーラムを聞きに行った。第一部は「まちづくりの科学と方法」、第二部は「まちづくりの伝え方」がテーマだった。私は都合上、第一部しか出られなかった。第一部はパネラーご自身が「空中戦になってしまった」と形容されていたように、まちづくりや都市計画の考え方の系譜の概説を中心に、抽象的な議論が中心だったため、私のように専門外の者にとっては理解するのがやや難しい内容もあった。私と同じように感じていたと思われるオーディエンスの方が、質疑応答の際に、「アカデミックな専門家と、地域の人びととをつなぐ通訳のような存在が必要だと思った」ということをコメントされていて、強く共感した。また、まちづくりの現場では多くの人の声を聞き、場当たり的とも思われるような実践を続けながら、よりよいまちのあり方を模索していかざるを得ないのが現状だが、その中から、制度化・事業化すべき実践を検討していくことが重要だという話は納得した。