2017年11月5日放送おはよう日本「 震災の記憶伝える“復興祈念公園”」

東日本大震災で大きな被害のあった宮城県東松島市で、震災の記憶を後世に伝えていくためにつくられた「復興祈念公園」について紹介された。JR旧野蒜駅付近にある、地震や津波で被害を受けゆがんでしまった線路や破壊された券売機など、駅周辺で起きたことを物語る多くの「震災遺構」が保存、展示されているそうだ。

震災後2年半経った岩手県の釜石を訪問した時のことを思い出す。復興に向けてすでにまちは動き出していたが、被害の跡がまだ生々しく残っていた。壊れた建物、津波の形跡が残る壁、不自然に突然更地が広がっている場所を実際に自分の目で見て、震災に対する想像力は明らかに変わった。ニュースを観たり本を読んだりしていただけでは感じなかった、強い「痛み」のようなものを感じた。「震災遺構」は、ことばだけでは伝えることの難しい、災害の状況、情景を伝えるうえで重要な意味を持つとあらためて思った。