2017年11月12日放送おはよう日本「 祭りどう存続? 地域の葛藤」

全国各地の、存続が危ぶまれている祭りが紹介された。高齢化、少子化、都市への移住者の増加によって人口が減ったことで、住民の力だけでは伝統的な祭りを実施できないという事態が各地で起きている。外部の人びとを呼び寄せて協力してもらうことで、祭りを存続させようとしている地域もある。しかし、祭りの多くは、本来、定期的に地域コミュニティのメンバーで協力してひとつのことに取り組むことで、コミュニティの結束を強めたり、文化を育んだりすることが目的だということで、外部の人びとに協力してもらうことに抵抗を感じる人も多いようだ。

祭りをする目的に立ち返り、その目的を達成するために適切な方法を考え直すのか。それとも、長年実施されてきた儀式としての祭りをそのまま存続させること自体を目的とするのか。関係する人びとが話し合い、決断する必要がありそうだ。どちらにしても、国内外への移住を生涯に何回か(何回も)経験する人が増加する中で、一度も地域を離れず定住している人だけで「地域」を考えることには限界があるだろうと思う。