2017年11月29日放送おはよう日本「ユニークにリサイクル」

放っておけばゴミとして廃棄されてしまう素材を使った、ユニークなリサイクルの取り組みが紹介された。その中に、使用済みの米袋で作ったバッグがあった。米袋に蜜蝋や柿渋を塗ることで、耐久性と風合いが付加されている。作り手による工夫で、ひとつひとつユニークで素敵な仕上がりだ。名前は「コンドワバッグ」。調べてみると、「前世は米袋、今度はバッグ」という意味が込められているらしい。作っているのは、知的障害者通所施設に通っている利用者の人びとだ。

今年の6月フィンランドに行った時に訪れた、UUSIXというリサイクルセンターの取り組みを思い出した。これはヘルシンキ市が失業者に、社会復帰のための経験と技術を提供するために運営している施設だ。ここでは市内のさまざまな施設や企業から廃材を回収し、家具、ジュエリー、バッグなど多様な商品を生産している。このセンターに通う人は、作業に参加することによって、生活保護のプラスになる少額の給料を得ながら、技術や経験を得るとともに、生活習慣を身につける。センターの名前“UUSIX”の”uusi”は”new”の意味。人もものも新たに生まれ変わるという意味が込められている。単に廃材をリサイクルする以上の活動の意義を感じた。