2017年12月6日放送おはよう日本「依存症の高齢者に新たな“居場所”を」

アルコールや薬物の依存症に陥る高齢者が増えている。依存症を抱える高齢者の多くは身寄りがない。適切な支援がないため、問題が放置されたり深刻化してしまうことも多い。そのような状況に対応して、積極的に依存症の高齢者を受け入れている施設の取り組みが紹介された。依存症の高齢者が安心して過ごせる“居場所”を作ることを目指しているという。ひとりの職員の方のインタビューが印象的だった。仕事を始める前は、依存症の人に対して恐怖心を持っていたが、ある時、施設の利用者の誕生日を祝ってケーキを用意した時に、その人が泣いて喜ぶ姿を見て、恐怖心がなくなったそうだ。依存症の人も「ふつう」の人と同じで、誰かに思われたら嬉しいし、それを求めていることに気づいたという。大げさな仕組みや仕掛けではなく、小さなコミュニケーションの積み重ねが、互いの状態を変えるきっかけになると感じた。