2017年11月17日放送ドキュメント72時間「ゲストハウス 1泊3千円のオアシス」

都心へのアクセスが良いにもかかわらず、1泊3000円という格安料金で宿泊できる川崎の巨大なゲストハウスが紹介された。全国各地、世界各国から客がくるが、いわゆる旅行を目的にした客ばかりではない。ある男性は、実家で両親と暮らしていたけれども、だらしない生活で借金を重ねて家を追い出されてしまい、自立した生活ができるまでの移行期間の住まいとして利用している。ある女性は、地方で夫と夫の親と暮らしているけれども、週に何日間か都心で仕事をするために、宿泊場所として利用している。都心で仕事をすることは、お金を稼ぐためだけではなく、リフレッシュのためでもあるという。利用客の中には、フリーランスの看護師としてひとつの施設ではなく、リクエストに応じて各地の施設で働いているため、時々このゲストハウスを利用しているという女性もいた。ここに集まる人びとの多くは、次の目的地への「移動」中であったり、「移動」しながら働いている。「移動」を切り口に働き方や生き方を理解する上で、非常におもしろいフィールドだ。