スターウォーズ/最後のジェダイ(2017, ライアン・ジョンソン監督)

スターウォーズ・シリーズは、世界中に熱狂的なファンがいるので、ファンでもない私がコメントするのは少し憚られるのだが、劇場で観てきたので感想を書いておきたい。私はシリーズのこれまでのストーリー展開をちゃんと理解していないので、なんの期待も、事前の知識もなく観た。だから、純粋に本作だけを観て思ったことを書く。宇宙を舞台に、複雑な装置や武器を搭載した宇宙船を使った壮大な戦いが繰り広げられるが、結局その核にあるのは、親子、師弟、仲間の間の感情をめぐる物語なのだと思った。宇宙船にも戦いにも興味はないが、感情をめぐる物語には共感したり、感情移入できる部分がたくさんあった。シリーズの昔の作品と比べて、さまざまな世代、タイプの女性キャラクターが登場して、重要な役割を担っていることも興味深かった。アメリカ、そして国際社会における「多様性」に関する議論が、映画の作り方に影響をもたらしていることがわかる。タイトルに「最後」とあったが、本作でシリーズが終わるということではなさそうだ。次作も期待したい。本作は、劇場で観てよかったと思う。