P to P GIFT 2018 Problem to Product Gift(2017, d47 MUSEUM)

オーストラリアから来た共同研究者である友達を連れて、d47食堂でランチを食べ、帰りにd47 MUSEUMに寄った。今回の展示では、「P to P(Problem to Product)」というコンセプトで、日本各地の地域問題に対して循環していく仕組みで解決するために生み出された製品が紹介されていた。規格外で捨てられてしまうはずだった農作物を使ったジャムや菓子など、従来の生産プロセスの「あたりまえ」を見直すことで、新たな価値を生み出している試みが多数あることがわかった。展示されていたものの選定基準として、下記が挙げられていた。

・その土地らしい資源や技術などが使われていること
・循環を考え、継続性のあるものづくりから生まれた製品であること
・デザインの工夫があり、自身の取り組みを発信していること

この基準で選定されたものをさらに、以下の3つの「循環」のカテゴリーにわけて展示・紹介していた。

環境:海、川、森、土など、地域の自然環境への取り組みから生まれている製品
資源:地域資源の活用などを通して、廃棄物軽減や新たな価値を創出している製品
人材:後継者問題への取り組みや雇用創出など、人材育成や技術継承につながる製品

展示されていた製品のひとつひとつが魅力的だったが、展示の背景にあるこの考え方からも学ぶことがあってよかった。