Slowing Down Fast Fashion(2016, Ben Akers監督)

衣料品を大量生産、大量消費する先進諸国の社会・生活のあり方が、どのような犠牲の上に成り立っているのか。どのような悲劇をもたらしている/さらに今後もたらすのか。望ましい未来のために私たちができることは何か。この作品は、これらの問いに向き合うドキュメンタリーだ。本作の製作国である英国を例にとると、毎年新たな衣料品が200万トン購入され、使用済みの衣料品が100万トン廃棄され、その半分は埋立地で処理されるという。このペースで、生産、消費、廃棄を続けていたら、取り返しのつかないレベルの環境破壊が起きる(すでに起きている)。何をすれば/変えれば、私たちはより良い、適切な、持続可能な社会を実現できるのだろうか。作品を観終わると、自分の生活のレベルで取り組めることが見えてくる。