2018年1月13日放送日本のチカラ「宮崎〜青森 文通物語」

農家として宮崎と青森で働くふたつの家族が、文通によって交流を続けてきた。その50年に渡る交流の物語を伝えるドキュメンタリーを観た。文通を始めたのは、青森に住む工藤さん(男性)と宮崎に住む冨髙さん(女性)が、互いに独身の頃だったが、その後それぞれ結婚してからは、工藤さんの妻と冨髙さんが文通を続けた。ふたりは、住んでいる場所も、育てているものも違うけれども、同じ農家としての喜びや苦悩を伝え合った。それだけではなく、日常の出来事や、家族についての思いを打ち明け合うこともあった。いつか会いたいね、と言いながら、会わないまま工藤さんの妻が病気で亡くなった。文通を始めてから50年の節目の年に、冨髙さん一家が工藤さん一家を訪ねて青森を旅する様子を番組で観た。手紙による交流だけで、これほど長い年月、互いのことを思いやり、支え合うことができるのかと驚いた。大切に保管されてきた手紙には、ふたり(とそれぞれの家族)の歴史が刻まれている。この特別な友人関係を、とても素敵で羨ましいと思った。