ロード・オブ・ウォー (2005, アンドリュー・ニコル監督)

アメリカでついこの間高校で銃乱射事件が起きたが、今週またしても大学で発砲事件が起き死傷者が出た。日本にいると銃を意識することはまずないが、世界では銃が安全を脅かす存在として、あるいは危険から身を守ってくれる存在として、日常生活に浸透している地域がたくさんある。この映画では、武器商人として生きるひとりの男の人生を通して、銃が人間にとってどのような存在なのか、暮らしや社会にどのような影響を与えているのかがわかる。オープニングの「銃弾の一生」を表現した映像が鮮烈だった。銃弾が工場で生み出されてから、どのような経路を経て、最後どこにたどり着くのか。人間が生み出したこの恐ろしい道具について考えるのに、一度観てみるとよいと思う。