2018年3月6日放送おはよう日本「被災者を支えるふるさとの風景」

もうすぐ東日本大震災から7年が経つ。それに合わせて、メディアで東日本大震災関連の特集が組まれているのを見かける。今朝は、宮城県石巻市で父親が営んでいた広告代理店を継いだ熊倉一徳さんのプロジェクトが紹介されていた。熊倉さんの父は震災前に亡くなったが、生前、趣味で石巻地方の風景画をたくさん描いていた。熊倉さんは、震災前の石巻の姿が描かれた父の絵をカレンダーにして、被災し仮設住宅で暮らす人びとに届けている。熊倉さんの父が描いた絵は、ふるさとの風景が失われ落ち込んでいた人びとにとって、記憶を蘇らせ、元気を与えてくれる存在になっているようだ。このプロジェクトのために描かれたものではないが、絵というかたちでまちの記録が残されていたことで、救われた人びとがいた。「記録」の意味や価値について考えさせられた。