ルドルフ2世の驚異の世界展(2018, Bunkamura ザ・ミュージアム)

友人あいぼんが招待してくれて観に行った。プラハに宮廷を構え、神聖ローマ帝国皇帝として君臨したハプスブルク家のルドルフ2世が、世界各地から収集した芸術文化のコレクションを観ることができた。個人的には現代アートが好きで観に行くことが多い。今回の展示のような中世の科学や芸術作品を「生」で観るのは、新鮮な体験だった。高校時代に世界史で学んだ名前や出来事がところどころにでてきて、もっと勉強しておけば良かったと思った。権力と莫大な富を手にした皇帝は、科学や芸術の力で〈世界〉をとらえよう、あるいは創り出そうとしていたのではないかと、膨大で奇抜な作品の数々から感じた。ルドルフ2世のお抱えの画家サーフェリーによる動物画の美しさに魅了されたし、アルチンボルドの奇想天外な肖像画にはただただ驚かされた。スゴいものをたくさん観た後、自分のやるべきことを地道にやろうという気持ちにもなった。日常から離れて色々と考える良い時間になった。