博士号のとり方 学生と指導教官のための実践ハンドブック(2010, エステール・M・フィリップス、デレック・S・ピュー)

博士号をとるとはどういうことなのか。博士課程に入ってから4年が経とうとしている。標準年数より長いが、修士課程を飛ばして博士課程に入ったので、結局その分の研究期間を補っていると思ってよしとしている。というか、今の研究を進める上で必要な年月だったと思っている。博士課程入学当初にこの本を買って、その時はあまり実感を持てないまま読んでいた。今になって読み返してみると、そういうことかと納得することが多い。博士課程は、学士や修士以上に、自分でロードマップを描き、師匠とコミュニケーションを取り、自分で自分を律しながらゴールに向かって歩まなければならない。道に迷わないために、たまにこの本を開いて、自分の位置を客観的な目線で確認するといいと思う。いつも師匠が言っていることだが、とにかく研究者は、「書く」ことを続けなければならないということを再確認した。書きやすいところから書く。書きながら考える。ひたすら書くしかない。