2018年3月14日放送 家、ついて行ってイイですか?~特別編!その後の人生SP~ (2018, テレビ東京)

街で終電を逃していた人びとに声をかけ、自宅を訪問させてもらい、その過程でインタビューと撮影をして、その人の人となりや暮らしぶりを明らかにしていく番組だ。終電を逃すような時間帯なので、取材に応じている人はだいたい酔っ払っていたり、疲れていて眠そうだったりするが、初対面のはずのインタビュアー(ディレクター)の単刀直入な質問に、意外にも素直に赤裸々に答えていて驚く。「取材に応じる」ということは、(本人が意識しているかしていないかはわからないが)何か人に聞いて欲しいこと、語りたいことを抱えている人たちなのかもしれない。出会ってから、長くても数時間からせいぜい半日の取材だろうが、一緒に話しながら家に行き、家に着いた時に待っている人がいるのかいないのか、家の中には何がどういう状態で置かれているのかなどを見ていくうちに、その人がどのような日常生活を送っているのかが見えてくる。今回の放送では、以前に取材した人たちに、数ヶ月後や1年後に再度取材した内容だった。時間が経つことで変わること/変わらないことが見えて、これもまたおもしろかった。エスノグラフィー研究に取り組んでいる人/取り組みたい人にとっては、いろいろと考えさせられる番組だと思う。