リメンバー・ミー(2017, リー・アンクリッチ監督ら)

母からの誘いに付き合って観に行ったのだが、私の研究のキーワードである「移動」や「家族」に関わる内容だったので観てよかったと思った。しかし上映後すぐに、特典的に流れた『アナと雪の女王』のスピンオフ企画作品が意外と長くて、本編がなかなか始まらなくて、げんなりした。本編は、メキシコの「死者の日」をテーマにしている。「死者の日」は、日本でいうと、「お盆」に近い位置づけだろう。「死者」との関係を通して「家族」や「老いること」について考えさせられた。「死者」にとってはおぼえていてくれる人がいることで、死後の世界で生き続けられる、報われるという「見方」にある種の希望を感じた。また、かなりの高齢で記憶を失いかけている主人公の少年の曽祖母の姿から、「おぼえている」とはどういうことかについても考えた。