2018年3月27日放送おはよう日本「ハンセン病の療養所がある瀬戸内海の小さな島でたった1人の小学生が卒業」

香川県の大島にあるハンセン病の療養所「大島青松園」で働く職員の子どもたちなどが通っていた小学校で、今月最後の生徒が卒業した。校長、担任、最後の卒業生茉莉花さんが、大島青松園の入所者の方々との交流を大切にしてきた日々が紹介された。ハンセン病患者の人びとは、かつて、ハンセン病にかかりやすい体質が遺伝する可能性があるとして子どもを持つことを許されなかった歴史がある。不妊手術や中絶手術によって、子どもを持つことを強制的に妨げられ、虐げられてきた。子どもを持ちたくても持てなかった入所者の人びとにとっては、茉莉花さんとの交流は孫と過ごしているような喜びの時間だった。学校でたった一人の生徒だった茉莉花さんにとっては、入所者の人びと過ごす時間は楽しく多くのことを学ぶ時間だった。差別を受けても強く優しく生きてきた人びとと子どもの頃から交流し、学び続けてきた茉莉花さんの卒業の挨拶、それを見守る入所者の方々のまなざしを見て、彼らが過ごしてきた時間に思いを馳せた。