2018年3月29日放送おはよう日本「 なぜ人々は「物語」に思いを込めるのか」

以前、おはよう日本で紹介されてこのブログにも書いた「仙台短編文学賞」の受賞作が発表された。最終的に全国から576作品の応募があったそうだ。大賞を受賞したのは岸ノ里玉夫氏の『奥州ゆきを抄』だ。震災の記憶が風化していくことについての葛藤が綴られている作品だ。私は東日本大震災の直後の1年半は海外に住んでいた。震災の日は偶然にも一時帰国して伊豆にいたので、当日と直後の状況はある程度は理解しているが、その後の経過は伝聞で知っているだけだ。震災から2年後以降に初めて被災地を訪問した。それでも、訪問したのは福島県の一部と岩手県の釜石市だけだ。私の「震災」についての理解の幅はとても狭い。5月に岩手県陸前高田市と奥州市を訪問することになった。今回の受賞作をはじめ、“プロ”の作家ではない人びとの「物語」を読んでみたいと思った。