陸前高田市 復興まちづくり情報館

岩手県陸前高田市を訪問した。5年前に釜石市に訪問した時に通過しただけで、ちゃんと訪問するのは初めてだ。今回はカレーキャラバンの東北での活動に同行して、『移動する「家族」』の上映会を実施するために来た。

東日本大震災の地震と津波によって、この地域は7割以上の世帯が被害にあった。それから8年が過ぎた。多くの人の努力によってまちは復興に向かってはいるが、実際に来てみると、その実態には衝撃を受けた。震災以前の状態を知らない私でも、あまりにも不自然な一面の更地と、時折目に入る震災遺構によって、被害の大きさとそこからの再建の困難さを感じることができた。報道から想像していたのとは、まったく違う光景だった。復興まちづくり情報館のパネル展示で、被災からの8年の経過を少しだけ理解することができた。1枚のパネルが忘れられない。震災発生当時に被災した市町村長あてに、東北地方整備局長から送られた1通の手紙だ。自分を国土交通省の整備局長だと思わずに「ヤミ屋のオヤジ」だと思って、困ったことがあれば遠慮なく何でも言って欲しい、という内容だった。それを読んだらいろんな思いが湧き上がって、涙が出た。

今回初めてちゃんと陸前高田に来て、素敵な人たちと出会った。また必ず来たい。