書くことについて(2013, スティーヴン・キング)

ずいぶん前に買って、枕元の椅子においてあった。そういう本が何冊もあるが、今朝ふと起きぬけにこの本を手にとった。たまたま開いたページにこう書いてあった。

作家になりたいのなら、絶対にしなければならないことがふたつある。たくさん読み、たくさん書くことだ。私の知るかぎり、そのかわりになるものはないし、近道もない。

私は作家ではないし、作家になりたいわけでもないが、研究者として生きていくには、同じことが言えるだろうと思う。いわゆる「書くこと」の巨匠たちが「書くこと」について書いた本はこれまでにも何冊か読んだことがある。基本的に言っていることは同じだ。本書の場合、彼の実際の作品の執筆プロセスについての具体的な描写や解説が含まれているのが面白い。村上春樹もそうだが、キングもやはり、毎日、午前中に執筆活動をするという。本書で紹介されている本職が郵便局員の作家もそうだ。早朝に書く。規則正しく、毎朝書く。それしかない。