2018年5月25日読売新聞「デジタル社会問題解決 ソサエティー5.0 中西氏『変化起こる』」

経団連の次期会長である中西宏明氏が講演会で語った「ソサエティー5.0」が紹介されていた。これは日本政府が提唱する未来社会の構想である。「ソサエティー5.0」とは、人類の社会変化を次のような5段階でとらえることから生まれた見方だ。

  1. ソサエティー1.0=狩猟社会
  2. ソサエティー2.0=農耕社会
  3. ソサエティー3.0=工業社会
  4. ソサエティー4.0=情報社会
  5. ソサエティー5.0=超スマート社会

記事によると「ソサエティー5.0」は「超スマート社会」で、

あらゆるモノをインターネットにつなぐ「IoT」や人工知能(AI)、ロボット、膨大なデジタル情報を含む「ビッグデータ」などを活用し豊かな生活を目指す概念

ということだ。人類の社会はこのように段階的に「進化」しており、新しい技術こそが豊かな生活をもたらすという見方はわかりやすくて説得力がある。しかし、一方で本当にそうだろうかという気持ちにもなる。「進化」という見方によって切り捨てられるものは何か。そういう視点を忘れないようにしたい。