2018年6月13日読売新聞「民泊取り消し予約客困惑」

大手民泊仲介サイトのエアビーアンドビーが、法令に基づかない「ヤミ民泊」の予約を取り消して、観光客が困惑しているという記事だった。ちょうど1年前のフィンランド旅行の際に、初めてエアビーアンドビーの利用を検討したときのことを思い出した。旅行に出かける3ヶ月前に、立地、部屋の写真、利用者のレビューコメント、料金を見て、一番良さそうな部屋を予約した。レビューコメントの内容もそれに対するオーナーの返事も好感が持てたので、宿泊するのをとても楽しみにしていた。予約確認に際してのオーナーとのやりとりも良好だった。ところが、出発の1週間前になって突然、オーナーから「この物件を売ることになったので予約をキャンセルさせてください」というメッセージが来た。予約は一方的にキャンセルされ、すでに支払っていた料金が返金された。対応は以上だった。とてもショックだったし、そこに泊まることを前提に計画していたことがすべて水の泡になった。おまけに、出発直前で新たに予約できる宿泊先は限られていたし、料金も高くなってしまっていた。フィンランドには以前住んでいたので、現地在住の友人の協力でなんとか宿泊場所を確保できたが、初めて訪れる外国だったらそういうわけにはいかなかっただろう。エアビーアンドビーを利用したことのある人から良い評判を聞いていたので期待していたが、二度と利用したくないという気持ちになった。民泊をめぐるリスクや責任については、いろいろなトラブルの事例を集めて議論する必要があると思う。