フィンランドのタンペレ大学に設立されたGame Research Labによる、Finnish Players Barometer 2015。
フィンランド国内のゲーム利用に関する調査報告書で、今回が5回目。タンペレ大学、トゥルク大学、ユバスキュラ大学の共同調査。回答者は10歳から75歳までの995名が対象。本文はフィンランド語なので、英語のAbstractの部分のみをまとめると以下のような内容。
- 97.4%のフィンランド人が少なくとも何かをプレイしている
- 約89%が少なくとも月に1度は何かをプレイしている
- デジタルゲームのアクティブユーザは60.1%(前回は52.5%)
- デジタルゲームでは男性の方が女性よりもより多くプレイしているが、非デジタルゲームでは顕著な男女差はない
- 年齢が上がるにつれてアクティブユーザの割合は低下
- 非デジタルゲームのユーザの割合は若干減少
- 約20%の回答者がオンラインの金銭が関わるゲームのアクティブユーザに分類されると見られる(2009年調査では12.8%)
- 若年・中年層は、高齢層と比較してゲームプレイがより活発で多様
- フィンランドでゲームプレイする人の平均年齢は42歳強
- 最も人気のあるゲームはパズルで、デジタルゲームは特に若年層、中年層に人気
- 87%がゲームをプレイする際に問題を感じていないと回答した一方、10.8%の男性・8.6%の女性がゲームの利用時間に関する問題を経験している。とくにマルチプレイヤーのオンラインゲームのアクティブユーザがこの傾向にある
タンペレ大学にこんなラボがあったとは!自分にとってこの大学は、最初にフィンランドに訪れたきっかけになった国際会議が開催された場所であり、フィンランドに赴任してから最初に招待講義した思い出の場所。「ゲーム」は、あらゆる研究分野・テーマの実践的な交差点になりえるのだろう。今度はこのラボにお邪魔してみたい。