教育工学事典(日本教育工学会編,2000)

日本教育工学会がまとめた600ページ近い事典。発行から時間が経つが、日本語で教育工学に関するこれほどの情報量がある書籍も他にないのではないだろうか。

「ゲーム」について、以下のような分類がなされている(pp.221-222)。

  1. シミュレーションゲーム
    マネジメントゲーム、ロールプレイングゲーム、ビジネスゲーム、環境アセスメントゲーム
  2. 言葉遊びゲーム
    尻取りゲーム 漢字ゲーム
  3. 陣取りゲーム
    囲碁、オセロゲーム
  4. 盤上対戦ゲーム
    将棋、オセロ、ダイヤモンドゲーム
  5. カードゲーム
    トランプ、花札、カルタ、百人一首
  6. 格闘技
    相撲、ボクシング

カイヨワは、遊びには賭け事も含まれるとしたが、この分類には賭け事は入っていない。「6. 格闘技」とあるが、スポーツは英語で「ゲーム」と呼ぶわけだから、「スポーツ」としてもいいのかもしれない。「テレビゲーム」(英語ではVideo game)、あるいは「デジタルゲーム」という分類はないのだろうか。アナログ/デジタルという違いはメディアの違いなわけだから、この分類では必要ないかもしれないのだが。「陣取りゲーム」は「盤上対戦ゲーム」に含まれるのでは?
ひとつの分類があることで、それをもとに新たな分類を考えることができる。

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