Design for Good

70の支部と2万5千人のメンバーを擁するアメリカのプロのデザイナーの組織 AIGA (the Professional association for design) は、デザインを通じて社会的な「善」に貢献するような活動をおこなっている。

Design for Good は、「デザイン駆動型の社会変化に火をつけ、加速させ、増幅させる運動」である。
Design for Good には、以下のコンセプトに基づいた取組みがある。
・民主主義のためのデザイン:投票推進運動や投票用紙
・多様性と社会的包摂:ガイドブックのデザイン
・女性の活躍の支援:男女の平等を促すツールキットのデザイン
・コミュニティ(のための、の中での)デザイン:地元のNPOとのパートナーシップ、青少年育成プログラム、創造的な場所作りなど

そして、以下のような場所になることを目指している。
・デザインシンキングと問題解決を通じて社会的困難に取組み、デザインの真の力を実証する
・実践的なリーダーシップを発揮したり、専門性を身につけたり、ファンド提供先を見つけたりする機会を提供する
・価値ある出会い、イベント、ストーリーテリング(物語を話すこと)、開かれた対話を作り出す

「すべてがデザインだ」とまで言うつもりはないのだけれど、デザインが関われる場や人は幅広いし、誰もが何かを「作る」ことができる現代にあっては、デザインはみんなのものである、と言うことはできる。その意味で、デザイン(とそのプロセス)は、なかなか民主的である。考えてみれば、最近自分が作っているもの(教材として使うガイドブック、料理、プログラムまでも)は、すべて他者との何らかのやりとりを基盤にしていることに気がつく。

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