そう遠くない未来、人類は永遠の命を手にし、死は昔のものとなっていた。そんな中、最後の「死ぬ人間」であるニモは、死を前にして自らの人生を語り始める。
彼の語り口は、普通の人間がするものとは違っていた。ひとつの選択肢を選ぶこと得た「生きた人生」と、そのことで消えてしまったはずの「あったであろう人生」の両方の記憶を持っていた。両親が離婚し、母についていった人生と、父についていった人生。さらに、3人の女性と一緒になった別々の人生。彼が「生きた人生」は何だったのだろうか。
色々と行ったりきたりするので見てると混乱するし、若干冗長にも思えたけど、面白かったよ。回想って美しくなるんだろうなと思った。