ゲームAIの20年

日本発のゲームAI専門会社「モリカトロン」を創業した森川幸人氏による、ゲームAIの20年。

今でこそ、AI、あるいはゲームAIという言葉は一般にもある程度浸透した感があるが、20年前はそもそもニーズがなかったのだそう。森川氏がゲームAIを開発したいと考えたきっかけは、エージェントが自律的に考え行動する、いわゆる「放置ゲー」を作りたかったから。こうした発想から生まれたのが、プレイステーション用ゲームソフト「がんばれ森川君2号」。AIの行動をプレイヤーが YES/NO で評価していくというもの。ニューラルネットワークや遺伝的アルゴリズム、初音ミクを先取りした音声合成技術など、ゲームAIの世界に新たな視点を取り入れたが、周りから、時には会社の中でも理解されにくかった。日本はゲームデザイナーが優秀だからAIが必要視されなかったが、かえってそれで世界の流れに乗り遅れた、と森川氏。まずは遺伝的アルゴリズムやニューラルネットなど、「一世代前のモデル」から探求すべきと語った。

IT media「ニーズは全然なかった」 ゲームAI“第一人者”が歩んだ苦悩の20年間

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