東京都現代美術館で2013年に行われた、東京アートミーティング[第4回]『うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法(デザイン)』の展覧会カタログ。
美術館でのデザインをテーマにした展覧会。美術とデザインは近いようだけど違うよ、と元RCAのアンソニー・ダン(Anthony Dunne)とフィオナ・レイビー(Fiona Raby)は言う。じゃあデザインって何なのかと問えば、彼が言う「クリティカル・デザイン」という考え方が参考になる。
「クリティカル・デザインは、日常生活におけるプロダクトの役割にまつわる偏狭な思い込み、先入観、既知事項に挑むべく、思弁的なデザインを提案する。クリティカル・デザインとは、何よりもまず姿勢であり、手段というよりは立場である。」(p.10)
ダン&レイビーの日本語で読める文章は数少ないので、その上でも貴重だと思う。