NHKで5/21(日) に放送されていた『明日へ つなげよう「よみがえる わが町の記憶~岩手・陸前高田~」』というドキュメンタリー番組を見た。
陸前高田では、多くの博物館が津波の被害に遭い、収蔵品も大きなダメージを受けた。個人が博物館に寄付した教科書、襦袢、桶や人形といった地域の歴史を振り返る上で貴重な資料を、気が遠くなるような時間と手間をかけてひとつひとつ修復していく。目録などの情報が逸失してしまったものに関しては、寄贈者が分かる場合は話を聞きに行く。完全に壊れてしまったものは、新たに寄贈してもらえる人を探す。
目録(情報)がなくなってしまった桶を今後どうしていくかについて、新人の学芸員さんに語っていた言葉が印象的だった。「これが(ただの)物になるのか、博物館資料になるかは、情報の有無」。私たちは、ものの背後にあるストーリーを見ている。
明日へ つなげよう「よみがえる わが町の記憶~岩手・陸前高田~」