前回に続き、Futurelabのレポートです。今回は、主に学校での教育的なゲーム利用について。
「ゲームは、教育を改革するほどではないにせよ、先生と学習者の両方を魅了し、学習する内容が自分に関係し、意味あるものと感じさせる可能性がある。難しいのは、特に教育の実践の中でそれを実行することである。これまでに学習を支援するためにゲームを使う上でのしっかりとしたルールがなかった。」こうした状況を解決すべく作成された、GBL(Game based learning: ゲームを利用した学習)についてのハンドブック。
読みやすいだけでなく、教育的な文脈でのゲームの歴史から、ゲームの種類、利用状況の調査、家庭・学校での利用、GBLの期待される効果、それに対する批判的見方、使用する際のチェックリスト、参考文献やURLまで、広範囲の内容がバランスよく書かれている。
確かに勉強が楽しかったら嬉しいに違いない。ただ本文でも書かれている通り、ゲームは万能薬ではない。20世紀から来た私個人の意見だけど、ゲームで学んだ子どもは、ゲームほど面白くはない現実世界の問題を解決しなければならないとき、あるいはゲームのような分かりやすい報酬がないとき、それをやるのか、できるのか。