Michael J. Ellis (1973) Why People Play の日本語版。
古典的文献から現代の研究論文まで膨大な文献を渉猟し、遊びの理論がまとめてある。
<遊びの古典理論(p.92~)>
- 1a 剰余・エネルギー説Ⅰ
- 1b 剰余・エネルギー説Ⅱ
- 2 本能説
- 3 準備説
- 4 反復説
- 5 気晴らし説
<遊びの近代理論(p.143~)>
- 6 般化説
- 7 代償説
- 8 浄化説
- 9a 精神分析説Ⅰ
- 9b 精神分析説Ⅱ
- 10 発達説
- 11 学習説
<遊びの現代理論(p.197~)>
- 12 覚醒-追求としての遊び説
- 13 能力-効力説
これらを整理しただけでもエリスの貢献は十分に大きいと思うのだが、第6章(p.199~)では「遊び理論の統合」を試みている。「遊び」は、知っているようで奥が深いということを改めて実感させられた一冊。