アンドレイ・タルコフスキー監督の『惑星ソラリス』。ロシア映画です。
心理学者のクリスは、惑星ソラリスの宇宙基地へ旅立つのを前に家族との時間を過ごしている。基地で理解不能な体験をした友人が家を訪ね忠告を受けるが、クリスは気に留めない。しかし、クリスが基地に到着するやいなや、自殺した友人の死体と対面し、いないはずの人間に出会い、理解できない数々の現象に直面する。この不可解な現象は、ソラリスの海の活動によるものだろうと仮説が立てられ、交信が試みられるのだが。
『ソラリス』と全然違う!40分頃までゆっくりとした展開でウトウトしかけた。この時点までは宇宙の話だとは思わないかも。でも、基地に到着した後も、劇的な展開がいくつかあるとはいえ、基本的には主人公の内面に主眼が置かれている。答えのないような自問自答をずっと繰り返す主人公たち。愛とは何か、幸福とは何か、死とは何か。最後は『2001年宇宙の旅』ばりの不条理な、あるいは理解不能なエンディングが待っていますよ。見終わって、思わず「はっ?」と声が出てしまった。私達が住んでいる世界が、ソラリスそのものなのだ、ということなのか。
謎が多い中でも、途中で日本の高速道路の風景が長い時間映るんだけど、あれは何だったのだろう・・・。怖い夢見そうだわー。